2013年05月11日
ホイール手組み(2013SPRING Ver.)その3
前回のニップル問題に対処すべく、アルミニップル(DTswiss製ゴールドとシルバーの二種類)を追加発注。
荷物到着、開封。
・
・
左から、VIZ製(14mm)、星製(12mm)、DTswiss製(12mm)
写真では分かりにくいですが、DTswiss製のゴールドは輝きがありません!
くすんだと言うか、にぶい金色です。
これでは、愛せません・・・
しかし、私にはもう追加発注する気力も時間も無いので、今あるニップルでどうするかを組みながら考えていきます。
もう一つ、仕様変更があります。
リムを28Hの予定でしたが、納入が遅れているので、32Hに変更しました。(もちろんハブも)
スポークが4本増える分、重くなってしまいますが、「結局手組みは32Hに帰る」的な話もあるようなので(理由は知りませんが(笑))、善しとしましょう。
なお仕様変更に伴い、スポーク長もギア側 279mm、反ギア側 290mmに変更してあります。
では、本題。
【下準備1】
いつものようにスポークにスポークプレップを塗布します。
暫く置いて、乾燥させます。
【下準備2】
その間に、リムのバリ取りをします。
今までの OPEN PRO は、ハトメが付いているので、バリ取り不要。
このリムは、バリというか、穴を削ったときの「フタ」が残っています。
こんなのがあると、ニップルがスムーズに回ってくれません。
ホームセンターで購入したバリ取りツールでは、穴が小さく入らないので、ドリルの刃で代用します。
こんなに出ました。
黒いのが、残っていた「フタ」です。
【下準備3】
ニップルに揮発性潤滑剤を塗布します。
これをすると、スポークが捩れにくいようですが、感想としてはあまり変わらないような・・・
さて、下準備が終わったところで、組んでいきます。
今回は「ヨンロク組み」ですが、途中まで通常の6本組みで進めていきます。(←これが大失敗!)
いい感じに出来てきました。(↑なんか変?)
ニップルをある程度均一に締めて、振れ取り台に乗せます。
ん?
なんか変・・・
ん!?スポーク長さが合わずに、4本毎に1本湾曲している!
なぜ???
・
・
どうやらスポークをハブに挿す穴が違っていたようです。
通常の6本組みなら「左落とし」正解ですが、「ヨンロク組み」では「右落とし」にしないと組めないようです。
試行錯誤の結果、組めたので善しとしましたが、少し不安・・・
だが、組みあがった後にネットで調べるとその通り!(ホッ)
「今度はどうだ?!」
いい感じになっています。
しかし、かなり時間を浪費しました・・・
ここから振れ取りを行いますが、スポークが交差しているところにも揮発性潤滑剤を塗布します。
あとは忍耐強く、振れ取りをやるだけ。
・
・
・
・
・
忍耐強く・・・
・
・
・
・
・
大分形になりましたが、いつものように縦・横振れが残っています・・・
が、集中力も限界です。
「どうせシェイクダウン後、もう一度振れ取りをするし・・・」と自分に言い聞かせて、本日は終了。
ちなみにスポークテンションは、ギア側:約110kgf 、反ギア側:60kgf
・・・あれ?
「ヨンロク組み」の効果が全然出ていない・・・
最後まで悩んだニップルは、1/3は残っていたキラキラゴールド、2/3はシルバー。
・・・なにも言わないでください。
お楽しみの重量測定です。
844gです。
前回のOPEN PRO (952g)に比べて、100g以上の軽量化です。
総重量よりもリムの軽量化がヒルクライムのタイムアップに貢献することを期待しています。
さて、次はシェイクダウンだな。
2013/05/04
荷物到着、開封。
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左から、VIZ製(14mm)、星製(12mm)、DTswiss製(12mm)
写真では分かりにくいですが、DTswiss製のゴールドは輝きがありません!
くすんだと言うか、にぶい金色です。
これでは、愛せません・・・
しかし、私にはもう追加発注する気力も時間も無いので、今あるニップルでどうするかを組みながら考えていきます。
もう一つ、仕様変更があります。
リムを28Hの予定でしたが、納入が遅れているので、32Hに変更しました。(もちろんハブも)
スポークが4本増える分、重くなってしまいますが、「結局手組みは32Hに帰る」的な話もあるようなので(理由は知りませんが(笑))、善しとしましょう。
なお仕様変更に伴い、スポーク長もギア側 279mm、反ギア側 290mmに変更してあります。
では、本題。
【下準備1】
いつものようにスポークにスポークプレップを塗布します。
暫く置いて、乾燥させます。
【下準備2】
その間に、リムのバリ取りをします。
今までの OPEN PRO は、ハトメが付いているので、バリ取り不要。
このリムは、バリというか、穴を削ったときの「フタ」が残っています。
こんなのがあると、ニップルがスムーズに回ってくれません。
ホームセンターで購入したバリ取りツールでは、穴が小さく入らないので、ドリルの刃で代用します。
こんなに出ました。
黒いのが、残っていた「フタ」です。
【下準備3】
ニップルに揮発性潤滑剤を塗布します。
これをすると、スポークが捩れにくいようですが、感想としてはあまり変わらないような・・・
さて、下準備が終わったところで、組んでいきます。
今回は「ヨンロク組み」ですが、途中まで通常の6本組みで進めていきます。(←これが大失敗!)
いい感じに出来てきました。(↑なんか変?)
ニップルをある程度均一に締めて、振れ取り台に乗せます。
ん?
なんか変・・・
ん!?スポーク長さが合わずに、4本毎に1本湾曲している!
なぜ???
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どうやらスポークをハブに挿す穴が違っていたようです。
通常の6本組みなら「左落とし」正解ですが、「ヨンロク組み」では「右落とし」にしないと組めないようです。
試行錯誤の結果、組めたので善しとしましたが、少し不安・・・
だが、組みあがった後にネットで調べるとその通り!(ホッ)
「今度はどうだ?!」
いい感じになっています。
しかし、かなり時間を浪費しました・・・
ここから振れ取りを行いますが、スポークが交差しているところにも揮発性潤滑剤を塗布します。
あとは忍耐強く、振れ取りをやるだけ。
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忍耐強く・・・
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大分形になりましたが、いつものように縦・横振れが残っています・・・
が、集中力も限界です。
「どうせシェイクダウン後、もう一度振れ取りをするし・・・」と自分に言い聞かせて、本日は終了。
ちなみにスポークテンションは、ギア側:約110kgf 、反ギア側:60kgf
・・・あれ?
「ヨンロク組み」の効果が全然出ていない・・・
最後まで悩んだニップルは、1/3は残っていたキラキラゴールド、2/3はシルバー。
・・・なにも言わないでください。
お楽しみの重量測定です。
844gです。
前回のOPEN PRO (952g)に比べて、100g以上の軽量化です。
総重量よりもリムの軽量化がヒルクライムのタイムアップに貢献することを期待しています。
さて、次はシェイクダウンだな。
Posted by Chari Ichidai at 21:37│Comments(0)
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